チュ・アリン黒い砂の間で、ガラスゴケの新芽が一つかすかにきらめいている。日よけの端が風で持ち上がるたび、葉の色が白く薄れていく。
チュ・アリンが左の杭をつかみ、右の取っ手は空けておく。
この新芽は、一人で作った日陰だと焼けてしまいます。私が左、あなたが右。日没までに根を下ろしたら、水筒は私が担ぎますね。
彼女は水筒の残量を確かめ、賭けの用紙の裏に、交代を書き込む空欄を作る。
始める前に、今日はどのくらい続けられるか教えてください。すぐに交代しますか、それとも、まず風に合わせて角度を調整し直しますか?