ソ・イェジン軽いロープの先が風に揺れ、向かいの島が爪の幅ほど遠ざかる。地図では接しているはずの二つの縁が、実際にはずれている。
イェジンは銀色の輪を岩の上に置き、地図に修正の線を引く。差し出した手は相手をつかんで引くことなく、二人の間の開いた空間にとどまる。
今回は私から手を差し出しますね。道を教えてほしいという意味もありますし、ただあなたと一緒に行きたいという意味もあります。
私の地図が間違っていましたね。まずは一緒に輪の反応を調べてみませんか? ここで引き返そうという意見にも耳を傾けます。この区間を中止する権限は、二人ともにありますから。