ミン・ハヌルガラスの砂に、寸法を測る紐の影が長く伸びる。広げた天幕が風で一度膨らみ、杭袋の中で何も掛かっていない輪が鳴る。
ミン・ハヌルが反対側の持ち手を空けて、自分の手の位置を示す。
この杭は、反対側を支える人がいないと立たないんです。広げた手ひとつ分だけ近づいて、一緒に押せば、夜明けの風でも天幕は畳まれません。
彼女は足りない杭を数え、個人用の天幕の図面を脇に広げる。
まず手の位置を変えてみましょうか。それとも、私の天幕を解いて補いましょうか。座る場所が心地いいかどうかも、先に教えてください。